探偵に尾行調査依頼する前に知っておきたい3種類の料金システム

探偵事務所の調査依頼料金システムは主な料金システムは3種類あります。

ここでは3種類の料金システムの説明とおすすめのシステムをご紹介いたします。

時間料金制

一番メジャーな料金システムです。調査時間によって料金が加算されるという料金システムです。1時間毎の料金が決まってるパターンが多いです。時間給とは別に基本料金というシステムを用意している探偵事務所が多いです。

探偵事務所における基本料金とは?

基本料金とは、調査時間に関わらず、最低限支払わなければならない依頼料のことです。時間給の4時間分に設定している探偵事務所が多いです。例えば、基本料金を4時間に設定している探偵事務所の場合、調査時間が4時間以内に収まれば基本料金のみの支払いで済み、4時間以上超えた場合は1時間毎に料金が加算していくのが一般的です。基本料金は探偵事務所によって様々なので事前に確認しておきましょう。

深夜早朝の割増料金

ほとんどありませんが探偵事務所によっては深夜や早朝の調査に割増料金を設定しているところもありますのでしっかり確認しておきましょう。

調査に必要な経費料金

調査には意外とお金がかかります。こういった経費を調査料とは別に請求されることもあります。経費の事例を下記にまとめています。

依頼者側が負担する可能性が高いもの

  • 電車、バス、高速道路などの交通機関
  • ガソリン代
  • 調査に必要なレストラン、施設などの入店費、食事代
  • 駐車場代
  • 宿泊費
  • レンタカー代

探偵事務所が負担してくれる可能性が高いもの

  • GPS
  • 撮影機材代
  • 印刷代
  • DVD作成代
  • 報告書作成費

上記はあくまで、一般的な区分です。探偵事務所によって負担する項目は変わりますので、必ず調査依頼する前に確認しておきましょう。

パック料金制

パック料金制とは、事前にある程度の時間(例えば40時間分)を購入し、その時間を自分の好きな日に好きな分だけ利用できる料金システムのことです。

パック料金制の相場

調査時間30時間、利用日最大5日間、利用期間は契約時から3ヶ月間、探偵2名」で30万円といったところが相場です。

あくまで目安ですので、パック料金を利用する場合はいくつか比較検討すると良いでしょう。

パック料金制のメリット

パック料金制のメリットは自分で調査時間を操作できるという点です。現場の探偵と密に連絡を取り、「今日は成果が出ない」と判断した場合には早めに見切りをつけ、別の日に調査時間を使うことができます。調査日を事前に特定するのが難しい方におすすめです。

1時間あたりの操作料金も時間料金制より割安なのが一般的です。

パック料金制のデメリット

一方でデメリットは、短時間で調査目的を達成できた場合には料金的に損をする可能性があるということです。どれだけ購入した時間が残っていようと差額の料金を返金してくれることはありません。

また、1回で支払う料金が多いこともデメリットです。依頼先の探偵の調査力が弱かったり、何らかの理由で他の探偵に乗り換えたいと思ったとしても、既に料金は支払ってしまっているため取り返しがつきません。

よって、パック料金制の探偵事務所に依頼する場合は予算に余裕がある方や調査日を事前に特定するのが難しい方におすすめです。

パック料金制の探偵事務所を利用する前に知っておきたいこと

上記の理由からパック料金制の探偵事務所へは慎重に依頼する必要があります。そこで、パック料金制の探偵事務所を利用する前に知っておきたいことを以下にまとめておきます。

  1. 何時間利用できるか?
  2. 何日間利用できるか?
  3. 利用期間は何日間か?

特に利用期間が短くないかは要チェックしておきましょう。

成功報酬制

成功報酬制だから安心かと思いきや意外とトラブルはあります。

成功報酬制とは

まず、成功報酬制と謳いながら事前に調査料(着手金と言われる)を支払うパターンが多いです。そして依頼の任務が成功した時点で別途、成功報酬料金を支払うというシステムです。つまり事前に調査料は発生しており、調査が失敗したとしても料金は返ってこないわけです。

尾行調査における『成功』の定義

成功報酬制の料金システムで多くのトラブルとなる原因は『成功』の定義が曖昧であることです。例えば『成功』の定義には以下のパターンがあります。

  • 浮気の証拠映像を獲得できた
  • ターゲットを逃さず尾行することができた
  • ターゲットは逃してしまったがバレることはなかった

調査後に揉めないためにも事前に『成功』の定義を明確に確認しておくことが重要です。

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